amgでは常に新しい事にチャレンジしています。
失敗を恐れずチャレンジを繰り返し行ってきたからこそamgが求められる理由になっています。
これまでの良いところを活かしながら新しい事をプラスしていく。
amgの本質がそこあるのです。
チャレンジするからこそ失敗もあります。失敗してしまった例を紹介します。
紫外線が当たることで、普通に使用しているのにゲル状の化粧品は軟化(液体化)してしまうことがあります。
当初、透明の容器にこのゲル状のものを入れていたせいで、ユーザーから「サラサラの液体になってしまった」というクレームが来るようになってしまいました。
容器を不透明とし、紫外線の到達を極力減らしました。
同時に、メッキされたキャップ、内キャップも設置、同時にレフィル対応の内容器を入れ、さらに内容器の内側も塗装することで、クレームはゼロになりました。
外側のデザインを持ち手がブレず8角形にして高級感のある形状にしたい、という要望があり、まずはやってみようと試作を実施しましたが、肉厚が一定にならないため何度やっても内側に棒状の筒を入れる円柱型の穴を成型することが難しく、イモムシのようにグニャグニャになってしまう事態となりました。
当初は「このデザイン実現は難しいから無理だ」という反対の声も多かったのですが、成型時の熱の加え方や素材、振動を抑える技術など試行錯誤を繰り返し、量産を実現する手法を見出しました。
このノウハウは他の製品にも展開され、他社では実現が難しいデザインを高品質を維持しつつ商品化することが可能になっています。
中身の性能にも限界があるので、これを補うために、容器の素材、形状、組み上げ方まで徹底的に研究し、いくつもの失敗を重ねながら商品化を繰り返しています。
そしてこの工程を突き詰めていくと、最終的には容器だけでなくその中身も原料から開発していくべきではないか、というところにたどり着きました。
他社で断られた、不可能だと言われたご要望に対し、私たちはその要望を具現化するための方法を知恵を絞り、今までの多くの失敗からご提案ができます。